古事記朗読。日本に稲作を広めたスクナビコナ。オオクニヌシとの出会いでガン無視してしまう。日本神話解説１５

目を休め、スワイショウでもしながら聞いてください。
私の声を聞いて、心地よい人は、私と波長の合う人になります。
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オオクニヌシは出雲を中心に葦原の中つ国を平定していきます。

この日本平定の右腕の神様がいました。
この神様がいなければ日本平定はなかったでしょう。

今回はそんな右腕となるオオクニヌシに力を貸した神様の話です。

出会いはオオクニヌシが出雲の岬によったときに
波に乗ってガガイモの形をした船に乗って蛾の皮をまとった
神様が現れました。

オオクニヌシがお前では誰だ？と聞くと

・・・・

ガン無視です。

何も答えないので、お供の神様にこの神様を
誰か知ってるかと聞いても誰も知りません。

すると一匹のヒキガエルが
この神様のことは、クエビコが知ってますよと教えてくれました。

そこでクエビコというカカシを読んで尋ねたら

この神様は、カミムスビの子供でスクナビコナという神様です。
と教えてくれました。

カミムスビといえば、造化三神の柱です。
最高神です。

まじかということで、オオクニヌシは、カミムスビに
生き返らせてもらったこともあります。

カミムスビにも直接尋ねました。

カミムスビは
そう。この子は和多志の子供で、わんぱくで和多志の
指の間からこぼれた子です。
お前とは兄弟になって一緒に葦原の中つ国をつくり治めなさい。

ということで一緒に日本を統一していくことになります。

最初こそガン無視されましたが波長があいめちゃくちゃ
仲良くなって日本統一も楽しい時間でした。

その国がためが終わると、スクナビコナは海のむこうに帰ってしまいました。

めちゃくちゃ信頼してたのでオオクニヌシはショックをうけて
嘆いていました。
和多志一人じゃ、この国は治められないよ。どうすればいいのさ・・・

すると今度は海の上を明かりで照らしながらやってくる神様が
現れました。

その神は
和多志を祀りなさい。そうすれば国造りを協力しましょう。
そうしないと立派な国はつくれないでしょう。

どのように祀ればいいでしょうか？

大和を取り囲む青垣、その東の山の上に祀りなさいと
おっしゃいましたので
オオクニヌシはさっそく大和に行き祀りました。

日本は安定して栄えました。

この神様は奈良県の大神神社おおみわに今も祀られています。

続きます。
ここからは考察解説です。

スクナビコナは一寸法師のモデルにもなったとても小さな神様です。

ガガイモの形をした船ということで本当に
ガガイモに乗ってきたのかもしれません。
葉っぱも乗れそうな形をしています。

茨城にも、オオクニヌシとスクナビコナが
民を救ったということで祀られている神社があったり

道後温泉で、スクナビコナが倒れて温泉につけたら元気なって
石の上で踊りだしたほどで、この石が今も祀られています。

このようにスクナビコナのおかげで
稲作、医療、酒造り、害虫対策などが広まり日本が安定したので

スクナビコナは、稲の種説などがあります。

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古事記朗読。日本に稲作を広めたスクナビコナ。オオクニヌシとの出会いでガン無視してしまう。日本神話解説１５

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